高血圧の第一選択薬ノルバスク

ノルバスクとグレープフルーツはなぜだめなのか

現代日本では、生活習慣病の中でも、高血圧症がその代表格として君臨しています。
高血圧症によって、毛細血管が動脈硬化を起こし、そこから脳梗塞を誘発した事例は、おびただしい数にのぼっています。
また、心筋梗塞の危険性もあります。
このように、生命にかかわる疾病の引き金になるのが高血圧症なのです。
食事療法はじめ、投薬によっても高血圧の症状はかなりの改善が期待できます。
昨今は、ノルバスクが定評のある治療薬として、非常に広範囲に使用されています。
第三世代のカルシウム拮抗薬として、強力な降圧効果があることが、多くの臨床場面で立証されています。
また、副作用がほとんどない点も、医師が安心して処方できるポイントです。
さらに、半減期が約35時間と非常に長いところも、高く評価されています。
効果の持続時間が長いということは、服用の回数が少なくて済むのです。
ノルバスクの場合、1日1回の服用で大丈夫ですので、薬の管理の上でも大変楽です。
こんな優れたノルバスクですが、一つ、注意しなければならないことがあります。
それは、カルシウム拮抗薬の服用のときに、グレープフルーツは飲んではいけない、ということです。
カルシウム拮抗薬とグレープフルーツの相互作によって、血中濃度が高まってしまう恐れがあるからです。
これは、グレープフルーツに含まれている物質が作用して、カルシウム拮抗薬の血中濃度を高めると考えられているからです。
この点は、病院で処方されるときに、医師からも注意を受けることがあるようです。
カルシウム拮抗薬であっても、ノルバスクの場合は、グレープフルーツとの相互作用が起こりにくいとの臨床試験の報告もありす。
とはいうものの、まだ安全性が確立されていませんので、ノルバスクを飲むときは、グレープフルーツは摂らないようにしたほうが賢明でしょう。